RubyKaigi 2011に参加してきた

2011年7月16日〜18日の3日間に東京の練馬にある練馬文化センターで開催された
RubyKaigi 2011に参加してきた。

RubyKaigi 2010が初めて参加で今回が2回目。

今回は個人スポンサーとして参加した。

今年はゆっくりと

去年は初めてだったので勝手が分からずバタバタとしてたけど
今年のRubyKaigiはゆっくりと落ち着いて参加することができた。

講演も全部見たりしようとせず、外で休憩したり
途中に抜けて埼玉の姉の家に遊びにいったり

東北のRubyist達とも再開できたので
一緒にランチなどできて良かった。

「Androidってどうなの」とか「iPhoneアプリ儲かるの?」とか
Rubyとは関係ないけどそんな話を聞いていた。

懇親会

懇親会ではそんなにたくさんの人とは話さなかったけど
去年も参加してる方にお会いしたり、Cookpadの人と話したり
Railsバリバリ使ってますという会社にいる人に事情聞いたりと
十分楽しんだ。

やっぱり思ったのは「Rubyの案件ありますか?」っていって
Rubyの案件というものがある訳じゃなくて、Rubyで納品すれば、それがRubyの案件だった
というだけなんだなぁと。

自分もシステムが何で動いてるか気にしないお客さんには
Rubyで納品することがある。それでいいんだと。

最後のRubyKaigi

残念ながら今回でRubyKaigiは終了で、これまでと同じような形での
Rubyカンファレンスの開催は最後ということだった。

結局何で最後のRubyKaigiになったのかよく分かってないんだけど、、、
主催側の人の負担が高くてつらいとか、マンネリだというのであれば
止めてみてもいいのだと思う。

あと、あんまりボランティア、ボランティアといってその人達に
負担がかかるのであれば、参加費をもっと高くしてスムーズに
運営できるようにお金で人の体制ととのえたら良いんじゃないかなとも思った。
(法人化ということで、そういうことも考えてるんだとも思うけど)

3日で6,000円は安すぎる。
私はチケットは今回の倍以上の参加費でもRubyKaigiに参加すると思う。
(交通費の方がどうせ高いし・・・ねぇ)

東北大学の研究室で運営した国際学会を仕事で手伝ったことがあるけど
教授と助教授しかスタッフがいような研究室だったので国際会議を運営するために
専属のスタッフさんをその学会準備期間だけ(1年くらい?)雇っていたのを思い出した。

あと、「RubyKaigiがなくなると聞いたとき」に思った。

じゃあ、(海外の)RubyConfとかYAPC::Asiaとかも参加してみたいなと。
別な大きなカンファレンスに参加してみると考えるのも良い機会だなと思った。

否定的なこと

ブログにはあんまり否定的なことは書かないようにしてるんだけど
こういうことも参考になるかもしれないのであえて書いてみる。

自分はRubyKaigiでたまに出てくる「感極まった!」とか「感動した!」とか
「○○の人たちが好きなんだ!」という話が、あんまり好きじゃなくて
そういう話になりそうな講演は、今回は見ないことにした。
(後で動画では見た。)

あと、主催者側の人たちが、がっつり時間使って発表するというのもどうかなぁと感じた。
技術的な話ならまだしも「私とRubyの出会いは」みたいな話は
正直あんまり聞きたくないかなぁと・・・

でも、それは人によってはそういう発表をこそ見に来ていたり、それを楽しみにして
来てる人もいるだろうなとは一方で考えていて、それはそれでかまわないとも思った。

聞きたくないのは、なんか違和感があったからなんだけど。
一応分析してみた。

違和感があるのは主催者と参加者ってやっぱり役割が違うと考えてるからだと思う。

参加者として(スタッフTシャツを着ないで)そういう種類の話をするのは問題ない。
というのは、そう言う人だからで終われるから。

それが主催者側の人が感動が・・とか話してると
「じゃ、この会議自体もそう言う趣旨なの?」
「すると、それに参加してる俺って・・・どうなの?」
って、自分が感じたんだと思う。

みんなボランティアだからとか、運営のことは分からないから
こういうことに自分は違和感を覚えたんだと思う。

RubyKaigiありがとう

否定的なことも書いてみたけど
やっぱりRubyKaigiは自分の考えを修正せざるを得ないくらい刺激になったし
仙台へ帰る新幹線のなかで、自分のこれからの方向性を決め(内容は書かないけど)
人生としては大きな一歩を進めることを決意するという
きっかけになった。

そんな、RubyKaigiを運営作っていただいた皆さんに感謝。お疲れ様でした。

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