[博士の異常な鼎談] 福岡伸一 前編 生命とは何か

これは、驚くべきパラダイムシフトだ。

つまり「人間は情報である」と言う事じゃないのか?

「食べ物は血となり肉となり」
「食べ物はエネルギー源で燃料である」

ということではなく

「食べ物を取り入れるのは体と世界とで平衡状態を保つため」

ということか

これはまた言い換えると物理空間内においての縁起に相当するのではないか

そうなると、物理的な体にアイデンティティはない
そして思考が乗っかっている物理的な脳にもアイデンティティはない

自分たらしめているのは思考そのもの、つまり情報だけ

「人間は情報である」

後半は情報空間の話のようだ


世界は分けてもわからない (講談社現代新書)
福岡伸一
¥819
(2009/07/17発売)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
福岡 伸一
¥777
(2007/05/18発売)

関連記事

    None Found

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です