結論から先に書くと、CentOS 6系ではApacheのsuEXECに関するログは/var/log/httpd/suexec.log
に出力されていたが、CentOS 7ではsyslog経由で/var/log/secure
へ出力されるように変更されていた。
このログはjournalctlでも確認出来る。journalctlの場合は下記の様なコマンドでtail -f
と同様な閲覧方法が可能だ。
# journalctl -f
このブログでは、金沢市在住のプログラマ/サーバエンジニア 黒川 仁がWeb技術っぽい記事を書いています。
結論から先に書くと、CentOS 6系ではApacheのsuEXECに関するログは/var/log/httpd/suexec.log
に出力されていたが、CentOS 7ではsyslog経由で/var/log/secure
へ出力されるように変更されていた。
このログはjournalctlでも確認出来る。journalctlの場合は下記の様なコマンドでtail -f
と同様な閲覧方法が可能だ。
# journalctl -f
DovecotでSSLの設定はできたので、今度はPostfixでの設定をしてみる。
以前の記事: Dovecot v2.x SSLの設定
証明書関連のファイルの名前は次の通りとする。
Postfix Adminの設定には、短すぎるパスワードを登録できないように、パスワードの最小文字数を指定する$CONF[‘min_password_length’]というものがある。
ずっとこれが効いてるものだとおもっていたら、どうも効いてない感じがする。調べてみると、アドレス作成時にも管理者作成時にもパスワード文字数のチェックが効いてないことがわかった。
そして、パスワードを変更するときにようやく文字数チェックが行われている謎仕様・・・
しようがないので、自分でソースを修正してみた。
https://gist.github.com/krhitoshi/5755014
“Postfix Adminでアドレス・管理者作成時に最小パスワード文字数が効かない” の続きを読む
ワイルドカードSSL証明書を前に取得してて、Apacheにしか使ってなかったので、そろそろメールにも
ということで、まずはDovecotにSSLの設定をしてみた。
設定は結構簡単で、10-ssl.confに証明書と認証鍵と中間証明書のファイルを指定するだけ。
中間証明書はssl_caで指定する。
“Dovecot v2.x SSLの設定” の続きを読む
データを別サーバに移行してたらPerlで書かれたCGIが入っていて、動作確認したら動かなかった。
あれと思って調べてみたら、Perlのパスが”/usr/local/bin/perl”になってたのが原因だった。
いつも使ってるサーバでのパスは”/usr/bin/perl”だ。
どうも以前はシンボリックリンクで対応したようだけど、今回はファイルの方を書き換えることにした。
ln -s /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl
それで、スクリプトのパスの方を書き換えようとしたら、複数ファイルに書かれていた・・・
ということで、コマンドの組み合わせを考えてみる。
カレントディレクトリ以下の”/usr/local/bin/perl”が含まれるファイルはgrepで探せる。
grep -rl '/usr/local/bin/perl' *
パスの置換はsedでできるのでxargsにパイプして一括置換できましたよと。
grep -rl '/usr/local/bin/perl' * | xargs sed -i 's/\/usr\/local\/bin\/perl/\/usr\/bin\/perl/'
実行するとファイルが書き換えられるので、ちゃんとバックアップとってお試し下さい。
AWSのEC2を検証用に使うようになってきた。
Elastic IPで固定IPを振るほどでもないので、インスタンスを立ち上げるたびにIPつまりpublic DNSがころころ変わる。
設定をするのにSSHでログインするんだけど、SSHのデフォルトのポートを22にしてないのでコマンド打つときに毎回-p 22と打ったり、ユーザ名にec2-userと打つのがめんどくさくなってきた。
ssh -p 22 ec2-user@ec2-xxx-xxx-xxx-xxx.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com
.ssh/configでワイルドカードが使えればな〜と思って調べたら、使えることがわかった。
.ssh/configの最初の方に次のような記述を追加しておいた。
Host *.compute.amazonaws.com User ec2-user Port 22
これでssh + public DSNを打つだけで新しいインスタンスにログインできるようになった。
ssh ec2-xxx-xxx-xxx-xxx.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com
.ssh/configをよく見たら最後の方に
Host 172.16.* Port 22
とか書いてあった。
どうやらワイルドカード使えることを忘れていただけらしい・・・
何年か前に借りていたVPSがソフトウェア的にも古くなってきたので、新しいサーバを構築して移転することにした。
いつものようにさくらのVPSを借りる。
さくらのVPSには申し込んでから2週間の無料お試し期間があるんだけど、その間は利用制限があり、ネットワークが外部の25番ポートへ接続できないよう(OP25B設定)になっている。
ご利用上の注意 | VPS(仮想専用サーバ)「さくらのVPS」
メール送信用のポート番号となる外向きの25番ポートを閉じた設定でのご提供です。
つまり、外部のメールサーバの25番ポートに接続できないのでメールの送信ができないということだ。
無料期間中に大量の迷惑メール配信をする輩がいたのだろう。記憶ではサービス開始当初は無料期間中もメール送信できていたと思う。
この利用制限があるとSMTPのテストやメールを送信する機能のあるプログラムのテストがやりにくいのが難点。
“さくらのVPS 無料期間中でもメール送信する方法” の続きを読む
Dovecotのユーザ情報をMySQLで管理していて、quotaの設定を追加をしようとおもったら、doveadmでquota情報の一覧を表示するときに次のようなエラーが表示された。
# doveadm quota get -A -------------------------------------------------- doveadm(root): Error: User listing returned failure doveadm: Error: Failed to iterate through some users Username Quota name Type Value Limit % --------------------------------------------------
新しいサーバをZABBIXで監視に追加するためにZABBIXのリポジトリインストール用のRPMをインストールしようと思ったら、見慣れないエラーが出てインストールできなかった。
ZABBIX-JPのyumリポジトリ利用方法 | ZABBIX-JP
# wget http://repo.zabbix.jp/relatedpkgs/rhel6/i386/zabbix-jp-release-6-6.noarch.rpm # rpm -ivh zabbix-jp-release-6-6.noarch.rpm 警告: /var/tmp/rpm-xfer.eXQBuk: ヘッダ V4 DSA signature: NOKEY, key ID f32904ff エラー: 依存性の欠如: rpmlib(FileDigests) <= 4.6.0-1 は zabbix-jp-release-6-6.noarch に必要とされています rpmlib(PayloadIsXz) <= 5.2-1 は zabbix-jp-release-6-6.noarch に必要とされています
rpmlibというパッケージがインストールされて無いことが原因かと思たののでyum searchで調べてみたけども該当するようなパッケージは見つからない。
ググって調べてみてもなんだか要領を得ない。
なんだろうと思って、ふとOSのバージョンを確認したら。
# cat /etc/redhat-release CentOS release 5.8 (Final)
CentOS5系だった・・・
新しく導入したサーバだからCentOS6系だと思い込んで、CentOS6系用のRPMをインストールしようとしていた。
ただの思い込みだったわけだ。
# rpm -ivh http://repo.zabbix.jp/relatedpkgs/rhel5/i386/zabbix-jp-release-5-6.noarch.rpm
CentOS5系用のパッケージをインストールして解決。
自分で調達したものではなかったので気づかなかったという。
rpmコマンドのエラーではOSのバージョンが違うとかは特に出ないようになってるんだな。
似たようなエラーが出た場合はRPMパッケージの対応OSが合っているか確認してみよう。
CentOS6.3用にpostfixのsrpmをダウンロードしようと思って、いつも使っている理研のミラーの中を探してたんだけど、なかなかSRPMSというフォルダが見つからない。
前のバージョンのところにでもあるのかと思って、別なところを探していたら
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.2/os/SRPMS/Sources_README
All srpms are now hosted in vault.centos.org Sources for this repo can be found at : http://vault.centos.org/6.2/os/Source/
と書いてある、ページを見つけた。
どうも、ソースはミラーサイトではなく、vault.centos.orgに置くようになったみたいだ。
ということで、CentOS6.3のsrpmは次のURLからダウンロードできることがわかった。
http://vault.centos.org/6.3/os/Source/SPackages/