ssh経由でgitを利用するときデフォルトの22番ポートで運用している場合は
ホスト名 repo.example.comでユーザ名がuserだとすると
git clone user@repo.example.com:repos/app.git
とすればよい。
ローカルマシンとユーザが同じであればさらに
git clone repo.example.com:repos/app.git
とユーザ名を省略できる。
マニュアルにある書式はこう書いてある。
An alternative scp-like syntax may also be used with the ssh protocol:
・[user@]host.xz:path/to/repo.git/
22番ポートでSSHを運用するとアタックが結構くるので
私は基本的に22番ポートは使っていない。
gitでポートを指定する場合はもう少し詳しく書いてあげる必要がある。
2222ポートでSSHを利用している場合
git clone ssh://user@repo.example.com:2222/home/user/repos/app.git
とすればcloneできる。
マニュアルの書式は
ssh://[user@]host.xz[:port]/path/to/repo.git/
pushも同様だ。
git ssh://user@repo.example.com:2222/home/user/repos/app.git master
ローカルマシンとユーザが同じであれば
git clone ssh://repo.example.com:2222/home/user/repos/app.git
~userというユーザディレクトリのパスも有効
git clone ssh://repo.example.com:2222/~user/repos/app.git
/~userと書く
残念ながらパスは相対パスでは書けないようで
git clone ssh://repo.example.com:2222repos/app.git
や
git clone ssh://repo.example.com:2222:repos/app.git
は動作しない
詳細は下記マニュアルに書いてある。
git-clone(1) Manual Page – GIT URLS
マニュアルがインストールされている場合はmanコマンドでも確認できる。
man git-clone