Macのsudoコマンドをパスワードなしで実行する

Linux触るときには基本的にrootでいるので
Macを使っててなんだか面倒だな〜とおもってたのが
sudoコマンド

root権限でコマンドを実行するにはsudo経由で実行する。

$sudo port install git-core
Password:

で管理パスワードを入力するとコマンドが実行される。

しばらくパスワードを覚えてくれるけど、しばらくしたら
忘れてしまってまたパスワードを入れなきゃいけない。

Macに入っているApacheやPostfixなんかも触るので
結構面倒だった。

設定を変えれば時間を長くしたりできたりするんだろうけど
そのまま使ってた。

そして先日、AWSでAmazon Linuxを使ってて気づいた。

AWSのサーバへはec2-userというユーザでSSHログインして
Macと同じ用にsudoコマンドで実行している。

でも、Macと違うのはパスワードを要求されないこと。

そもそも、Linuxでsudoを使ってないので設定の仕方がわかって
なかったんだけど、AWSのサーバはどうやって設定しているのか
/etc/sudoersの中身を確認してみると

ec2-user ALL = NOPASSWD: ALL

と書いてある。

なるほどと、早速Macでも試してみる。
sudoの設定はvisudoコマンドで行う。

$sudo visudo
Password:

そして、こんな感じでhitoshiユーザの権限を設定。

# User privilege specification
root    ALL=(ALL) ALL
%admin  ALL=(ALL) ALL
hitoshi ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL

これで、パスワードなしでsudoコマンドが使える。

ちなみに、rootになりたければ

$sudo su -

とすればよい。

Macだけではなくsudoを使ってるサーバなら
だいたい大丈夫なんじゃないでしょうか。

最後に当たり前だけど、セキュリティは低くなるので
気をつける必要がある場合は設定しない方がよいですね。

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