自分がノートを開いて書いているときに
知人がそのモレスキンのノートを見て
「これって、○○○ですよね。 私はハードカバーなのが苦手なんです。」
○○○はモレスキンじゃない言葉だったけど覚えていない。
これを聞いてハテと思った
自分も本のハードカバーが好きじゃない。
なのになぜノートはハードカバーなんだろうかと。
モレスキンのノートは2006年の1月9日から使っているらしいので
もう少しで4年間のつきあいになるわけだけど、使いにくいと思ったことはない。
※一番最初に買った無地(プレーン) Poketの最初にメモってあった。
あえて言うとすれば、最初に買ったのがPoket(スモール)だったので少し紙面が狭かったので
2冊目からはラージにしたということくらいか。
これまで使ってきたモレスキンを山積みしてみた
Poketは一番上に乗っている一回り小さいやつ。
Amazonの画像だと本当に大きさわからんのね・・・。
自分がハードカバーが好きじゃないのは、パラパラと簡単にめくれないからだ。
本を読むとき私は必ずしも最初からは読まない。
パラパラとめくって、面白そうなところから読んだり、少し戻ってみたり
最後の方から読んでみたりと、アトランダムな読み方をする。
※もちろんフィクションの場合はそんな読み方はしない。
パラパラとめくりながら目で文章を眺めていると読みたいところがわかる。
シーケンシャルサーチしている感じだろうか。
検索とは、目的のデータを探し出すことである。シーケンシャルサーチとは検索のアルゴリズムの一種で、もっとも単純なアルゴリズムである。すなわち最初から(もしくは最後から)1つ1つ探していく方法である。この方法は単純でわかりやすい反面、照合回数が多く効率が悪い。したがって、データ数が少ない場合に使用される。
シーケンシャルサーチであっち行ったりこっちいったりしながら
大体読んだかなというところで一冊の読書が完了。
読んでない部分があるとこともよくある。
以前にシーケンシャルサーチしてもまったく引っかからず
ゴミ箱に直行してしまった本があった・・・。
面白いと思わなかったというか、文章が全然読めなかったのだ。
一応ベストセラーだったような気がする。
話を戻すと。
ソフトカバーならサーチがスムーズにできるけど、ハードカバーはやりにくい。
しかも場所をとるし、本棚にハードカバーが並ぶとずいぶんイカつい。
小飼 弾さんもハードカバーが嫌いとのこと
第5章 ハードカバーはいい迷惑だ
p. 142
私は、ハードカバーの本が嫌いです。
p. 143
そして実際のところ、ハードカバーは読みづらい。ハードカバーには”しなり”がないので、片手でページをめくるのはまず不可能。「ハードカバーを読者が期待している」と出版社が想定しているのであれば、それは間違いだと断言します。
じゃあ、それが本ではなくてノートになった場合はどうかと考えると、、、
ノートを最初からサーチして読んだりすることはない。
大体、毎回新しいページを開いて、書き込んでいくだけ。
次のページに行くならペラと一枚めくるだけ。
参照するにしても数日単位。
結局何冊もこれまでのノートの山ができたけど、一冊前を
参照しなければならないことなど自分のケースではほとんどない。
二冊前を参照したことなど一度もない。
どうしても参照しなければならないことは大体メールなどの
電子データとして残るようにしている。
あ、ちなみにノートがハードだとよいのは、ガッシリしているので
ノート自体が曲がったり折れたりしないということ。
あんまり、そういう状況はないけど
手で持ったまま書き込んだりできることも利点かもしれない。
あと、ベルトがあるので中の紙がカバンの中でくしゃくしゃになったりしない。
ということで、ノートがハードカバーでもよいということの理由は
「ノートをペラペラとめくらなければいけない状況はほとんどないから」
ということがわかった。