普通にインストールしたCentOSでは普通に使えていたコマンドが
CentOSで契約したVPSに入っていなくて使えないことがある。
自分の場合はdigやmailコマンドをよく使うのでないとちょと困る。
で、yumを使ってインストールしたいわけだけど
yum install dig yum install mail
ではインストールできない。なぜなら、RPMのパッケージ名が違うからだ。
そこで今度はyum search digとかしてみるわけだけど
Digitalとかの単語が引っかかるだけで結局分からない。
そんなときはrpmのqfオプションでコマンドの実行ファイルの
パッケージ所属を調べればよい。
コマンドのパスはwhichなんかで調べる。
#which dig /usr/bin/dig #rpm -qf /usr/bin/dig bind-utils-9.3.6-4.P1.el5_4.2 #yum install bind-utils
こんな感じでdigがBINDのユーティリティで
bind-utilsというパッケージ名であることが分かる。
パッケージ名が分かればyumでインストールできる。
mailコマンドも同様に調べてみる。
#which mail /bin/mail #rpm -qf /bin/mail mailx-8.1.1-44.2.2 #yum install mailx
CentOSなのにyum自体が入っていないという
恐ろしい場合もある。
そのときは下記記事をご参考に
使えるねっとのVPSにyumをインストールする CentOSサーバ構築術 文具堂