ここ2週間くらいは「技術者モード」で生活している。
技術者モードっていうのはなにかというと、私の中で技術を生活のメインテーマとしているということ。
技術といってもぼんやりしてるのだけど、それはプログラミングだったり、サーバ運用だったりするわけです。
プログラミングをもう少し見るとRubyだったりJavaScriptだったりObjective-Cだったりするのです。
技術者モード以外には何があるかというと、大きく分類すると事業者モードとか読書家モードとかかな。
事業者モードでは今後どういう方向性で商売をするのか考えたり、お客さんに会いに行ったり、新しいサービスプランやアプリを考えたり、会計処理してどれくらいの利益があったらいいかなとかを考えたりするわけです。
読書家モードは事業者モードにはいる準備段階なのかな、いろんな本を読んで頭の中に混ぜ込んでおくのです。
ビジネス書をよんでることが多いかな。技術系の読み物とか仏教関連や健康関連の本、新書だと雑多な分野を買ってるかな。
あ、あとゲームやったりだらだら動画をみる「だらだらモード」なんてのもあるかも。(笑)
というように、メインとなるテーマを短いときは数日で長くて1、2ヶ月の期間である程度変えて生活しているわけです。
実際にはこれだけやっているということも無くていろんなモードが混ざっているんだけど、一番わかりやすいのは技術者モードかな。
技術者モードに切り替わるのはRubyKaigiとかkanazawa.rbとかYAPC::Asiaのイベントに参加することがきっかけとなることが多い。
今回はkanazawa.rbのもくもく会で開発が止まっていたpostfix_adminというソフトを開発を少しだけすすめて、あとの2週間くらいでもともと欲しかった機能を追加することができた。
で、その勢いで思いつきで今は自分用の短縮URL機能付きTweetブックマークレットを作っている。
イベントが近づくにつれて技術熱(or Ruby熱)があがっていき、その勢いで作ろうと思ってた物を作っちゃう。
で、イベントにインスパイアされて新しいアイデアが浮かんだらイベントの慣性力でプロタイプを作ってしまう。
あとは、熱が冷めるまでそれを続けるのです。
プログラマとしてもブログ書評家としても有名な小飼弾さんが「決弾」のなかでこんなことを書いています。
3つくらいは打ち込むべきものを持ち、時々「転作」すればいいでしょう。農業で1つの畑を休ませて、別の畑を耕すイメージです。
物理学者には音楽家を目指していた人も少なくありません。たとえば、量子力学の分野で多大な功績を挙げたリチャード・ファインマン博士は、打楽器もプロ並みでバレエ団で演奏をしていました。銀行マン兼シンガーソングライターの小椋佳氏という例もあります。複数打ち込めるものがあると、逆に両方うまくいくケースが多いように思われます。
ある時は会社の仕事に打ち込み、別の時期には音楽に打ち込む。そうすることでどちらに飽きがこず、人生を楽しむことができます。
そんなわけで、もう少し技術者モードが続きそうな黒川でした。
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