香港に2泊3日で行ってきた

2泊3日で香港に行ってきた。

社会人になってから初めての海外旅行。

学生の時にアメリカと中国に行ったことがあるだけで、あとは海外に行ってなかった。

高城剛さんや本田直之さんの本を読んでいたこともあり、そろそろ海外へ行ってカルチャーショックでも受けて、凝り固まった頭の中を揺さぶってこようかということを考えていた。

仙台から金沢に引っ越したものの、当たり前だけど、どちらも日本なので考え方がそれほど違うわけではない。

そこで、手っ取り早く環境を変えるにはこれまでの常識が通用しない海外に行くのがよいだろうというわけだ。

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香港でiPhone 4Sを購入してきた (2012年6月)
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旅の目的

今回の目的としては、次のようなことを想定していった。

  • とりあえず海外に出たい
  • 海外ローミングではなく現地のプリペイドSIMを試してみたい (スマートフォンの話)
  • ネット環境があれば日本と同じ仕事ができるか試したい

それほど準備をしていったわけでもなかったので、あきらめるようということで以下のようなポリシーにすることにした。

  • 安くすませることよりも、スムーズな手続きを優先
  • 言葉として中国語を勉強するのはあきらめ基本英語でいく
  • ここ数ヶ月体調を崩していたので食べ物では冒険しない

という感じで手配を進めることにした。

航空機チケット、ホテルの手配と費用

自分でチケット、ホテルもとってよかったけど、久しぶりの海外のため、いろいろ聞いたり雰囲気をつかむためにもHISで手配をすることにした。

スケジュール的に6月半ばで2泊、3泊程度で調べてもらい、できれば土日にかぶるように、平日にした方が費用が大幅に安い場合には平日にということで相談した。

旅行ツアーというのは2人以上で行くことが想定されていて、金額的にもプラン的にもフリーな1人旅には向かないようだ。
航空機チケットとホテルをそれぞれ予約した方が良いということになった。

6月15日〜17日の2泊3日の関空発の便に決まった。詳細は次の通り。

キャセイパシフィック航空 往復チケット代 44,900円 (大阪/関西国際空港 – 香港)
航空保険料・燃料サーチャージ等 12,000円
関西国際空港施設使用料 2,650円
香港出入国税等 1,690円
手配旅行に係る取扱料金 3,150円
キンバリーホテル ホテル代金 21,200円 (2泊, The Kimberley Hotel)
保険代金 3,760円
合計 89,350円

費用は航空機6.5万、ホテル2.1万、保険0.4万という内訳。
#金沢から関空への電車と大阪での前泊費用は入れてない

ツアーのチラシをみて10万円くらいを想定してたけどする9万弱だったので思ったよりも安かった、今思えばもう一泊しても良かったかも。

金沢HISは街中にあり、申し込みと支払いで2回店舗に訪れた。

何度も店舗に行くのは面倒なので、要領が分かったら自分で手配した方がよさそう。

ちなみに、カード決済できるのかと思って聞いたら、HISのクレジットカードしか使えないとのことで、現金で決済をした。
#店舗側が支払う決済手数料も大変だからなぁ

ホテル

HISの店員さんにホテルはあまり安すぎない方がいいですよと言われたので、1泊1万強のキンバリーホテルを手配してもらった。

現地へ行って分かったけどキンバリーホテルは、ショッピングの中心街である尖沙咀(チムサアチョイ)にあり結構便利な場所にあるホテルだった。
#念のため有線LANがあるホテルということで探してもらったが、結局iPhoneのテザリングだけでOKだった。

電源プラグも貸してくれたし、特にトラブルも無く過ごせたので助かった。

ネット環境

初日でSIMフリーの香港版iPhone 4Sとone2free(CSL)のプリペイドSIMを購入できたので、ほとんど不自由しなかった。

iPhone 4Sは(530香港ドル、55,152円) でクレジットカード決済で購入。

プリペイドSIMは予定通りであれば100香港ドルのSIMだけで7日使えたはずだったが、余計なSIMを買ってしまったため計200香港ドルかかった。

予算がある場合は是非購入を検討してもらいたい。

帰国後、このiPhone 4Sで音声通信を含めてソフトバンクからドコモ回線に契約変更した。

ドコモへの契約切替についての記事
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香港版iPhone 4Sではテザリングもできて通信速度も十分なのでホテルの有料の有線LANを使用する必要がなかった。

あと、歩き回っていたいのでMapアプリがどの方向に向かっているか知るのに役だった。

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移動手段

移動手段は主に歩きと地下鉄(MTR)を使った。

歩き


一番小回りがきくのは徒歩だ。

歩きながらいろんなところを回り、気になったところや人の流れがあるところなどにふらっと行ってみるのが楽しかった。

ホテルのある尖沙咀から旺角(モンコック)へ行くときも地下鉄の方が便利で速いけれど、最初は歩いて行った。

尖沙咀、佐敦(ジョウダン)、油麻地(ヤウマテイ)、旺角はメインストリートの彌敦道(ネイザンロード)で繋がっているので、ひたすら歩いて行くことができる。

iPhoneのサポートがあったこともよかった。

地下鉄

地下鉄が便利。2、3回乗ればすぐに慣れる。

地上からは駅入り口があるかの標識もわかりやすいし、切符購入のインターフェイスもよい。

通路や車内の案内の表示はわかりやすくできているので大丈夫
あと、案内に書いてある漢字が意外と分かる。

直前に滞在した大阪の地下鉄の案内の方がわかりにくくて難儀したほど

エアポートエクスプレス 空港との連絡

空港と中心部の移動にはエアポートエクスプレスを利用した。地下鉄の尖沙咀駅からであれば香港駅(中環駅, Central)で乗り換えた方がわかりやすいと思う。

香港駅と中環駅は地下の連絡道で繋がっている。

初日に、地図上では近いように見える、九龍駅から柯士甸駅(Austin)が連絡してると思ったら地上で結構歩いたし、工事中だったのでどこを歩けばいいかよく分からなかった。最終日は香港駅経由で空港へ移動した。

その他の移動手段

今回はバス、タクシー、スターフェリー、トラム(路面電車)には乗らなかった。バス、タクシーはちょっとハードルが高かったので、次回にでも利用してみたい。

電源について

持って行く電子機器のACアダプタの電圧は200-220Vの電圧に対応していることは確認していたので、あとは変換プラグだけが必要だった。

事前にタイプBというものを買っていたけれど、宿泊先のホテルの電源にはハマらなかった。。。

1日目に購入したiPhone 4Sに付属のアダプタは香港用なので充電ができる。
これを他のUSBの充電にも流用できるのでほかのUSBで充電する機器は大丈夫だけど、MacBook Proは変換プラグがないと充電できない。

そこで、ホテルでも貸してくれるかもという情報を思い出し、フロントまでいって聞いてみると、夜中だったけど後で部屋まで持ってきてくれた。

どうやら香港の電源の主流はBFという3つ穴のタイプらしい。

香港の電気プラグについて – Q&A詳細 – 旅行のクチコミサイト フォートラベル

現在ではBFと呼ばれる3つの四角い穴の開いているタイプのコンセントが主流です。

この辺の製品を買っていけば良かった。

気候

6月半ばに香港に行ったわけだけど、日本よりも蒸し暑かった。あいにく2日目は雨で歩き回りにくかった。

長袖と上着も持って行ったけど、空調の効き過ぎた空港や飛行機内、ホテルで使うくらい。
日本でも夏のエアコンがツライ人はこの時期でも上着等を持っていた方がよさそう。

コンビニ


街のいたるところにセブンイレブンとサークルKがあり、大変重宝した。

都度、コンビニでミネラルウォーターを購入。念のため、自分の知っているボルヴィックだけを飲むようにしていた。
ボルヴィックはセブンイレブンで8香港ドル。

事前に買っていった正露丸がサークルKで普通に売っていたのには笑ってしまった。

スターバックス

空港、デパート、ショッピング街など主要なところにスターバックスを見つけることができた。

日本でも行き慣れているカフェなので、移動の起点として休憩に利用しながら街を回っていた。

ホットコーヒーを飲みながら一息ついたり、調べ物をしたり、iPhone 4SでテザリングしてMacBook Proで仕事をするなどししていた。

食事

最初にも書いたように今回はあまり食事では冒険しないようにしたので、あんまりネタはない。

でも、できれば中国っぽい食べ物を食べることにした。
どこで、食べても大体おいしかった気がする。

表の看板に英語も書いてあるような店に入るようにした。
英語はあまり通じないケースもあったけど、紙に書いたりとかボディランゲージでなんとか大丈夫だった。

チップが必要な店もあるかと思えば、サービス料が含まれていたり、日本と同じで食べてレジに伝票をもっていき会計をすませるとおつりをくれるようなお店もあった。

食べ物自体と言うよりも、食べ方とか支払い方とか他の人の様子を見て、マネをしてみたりするのが面白かった。

言葉について

言葉については自分が言ったようなところは、英語で問題なかった、向こうの人たちもネイティブではないし、こちらがお客さんなので、結構適当な単語ベースでも十分だった。

大きいやつ”Large one”とか、これ”This one”とか指さしたりでOK。

現物や写真がある場合は、それを見せたらすぐに分かってくれて早いということも分かった。
#変換プラグ借りるときに電源プラグ持って行ったり、SIMカード買うときにiPhone見せたりとか

ただ、マッサージ店でマッサージしてくれた店員さんだけ日本語も英語も通じなかった。。。

為替レート

為替レートについては、実はほとんど気にして無くてざっくり1香港ドル10円で計算してしまっていた。それでは実際の金額と大きく違うことに気づいたのは帰国してからだった。

今回は行きは関空で1香港ドル 12.6円、帰りも関空で1香港ドル 7.85円。

香港ドル→日本円の両替で利用した、りそな銀行のスタッフのおじさんも言っていたけど、関空ではなく香港空港で両替していたほうがよかったらしい。

その差、4.75円、1,000香港ドル分を12,600円で買い、7,850円で売るとなんと4,750円も目減りするわけだ。。。

どうせ数百円くらいだと思ってたら、1万円程度で数千円の差が出るというのは結構厳しい。

VISAカードだとこのときのレートは10.406円だったことが後からわかったので、iPhoneはカード決済で購入して正解だった。

カード決済での55,152円が関空のレートで購入していれば66,780円と1万円以上も差があるのだ、恐ろしい。

日本では両替していかない方が良いのかもしれない。

レートについては費用への影響が大きいので、事前に調べておく必要があることが分かった。

旅を終えて

2泊3日なのでほとんどが移動時間だったけれども、想定していた目的は十分に満たすことができた。

時間がかかったりコントロールができなかったのは移動時間や入出国くらいで、それ以外は、日本にいるのとあまり分からない環境なので、仕事をする分には長期滞在しても大丈夫そうだという感触を得ることができた。

iPhoneを購入したときやマッサージ店に行ったときなど、少しだけだけど現地の人と話すことができた。

そのとき感じたのは香港の人たちの逞しさだった。

あの、グイグイ迫ってくる感じはあまり日本人から感じたことはない。

このあたりがやっぱり国際的な競争力の根として繋がっているのかなと思った次第。

SIMフリーのiPhoneとデータ定額SIM、そしてPCがあれば、海外でもいつもの仕事ができる時代になったのだと本当に実感した。

次回は

次回行くとしたら、今度はもう少し中国語を覚えて、英語が通じないお店に入ったり、食べ物などのお店にも挑戦してみたい。

いずれ、長期滞在もしてみたいと思った。

そのときには宿泊先や食事、購入するSIMなどにも工夫が必要になるかな。

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参考にした本

海外旅行術として参考に。

海外へ出るということについて。

ノマドという生き方について。

ガイドブックは今回はこれ一冊。

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